太陽光発電における塩害対策|海から近いご自宅は要チェック!

太陽光発電の導入を検討する際の自然災害の注意点として、「塩害」があります。

今回はご自宅が海の近くの場合には気を付けておきたい塩害の例と対策などを解説していきます。

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塩害とは|太陽光発電にはどのような被害がある?

塩害とは|太陽光発電にはどのような被害がある?

「塩害」とは、海に含まれる塩分が風などに乗って住宅などに運ばれることで金属やコンクリート、電気設備、農作物などに塩分が付き、腐食・劣化させてしまう被害のことをいいます。

太陽光発電においては、パネル自体の素材には大きな心配はいりませんが、それを支える架台やケーブル端子、パワーコンディショナー、配線などには注意が必要です。

具体的には以下のような塩害が考えられます。

  • パワーコンディショナーの内部が劣化してしまいう
  • 金具やネジが錆びてしまう
  • 架台やフレームが錆び、腐食してしまう
  • 太陽光パネルの裏面・内側にある配線が錆びてしまう

これらの部材は金属を素材としたものが多く、特にスチール素材の場合は塩害の被害を受けやすいです。

塩害により錆や故障が起きると、耐久性の問題や発電ロスが発生する可能性があります。

また、水と海水では海水の方が電気を通しやすい性質があるため、絶縁部分に海水が付着してしまうと、電気供給ができなくなったり、漏電したりしてしまう可能性もあります。

塩水と電気

塩はナトリウムと塩素で構成されています。

その塩が水に溶けると、ナトリウムと塩素が結びついていることができずに、マイナスにはプラスの電気を持ったナトリウムイオンが、プラスにはマイナスの電気を持った塩素がそれぞれ動き電気が流れます。

どのくらい海に近いと塩害に気を付けるべき?

どのくらい海に近いと塩害に気を付けるべき?

日本は海に囲まれた島国であるため、「塩害」と聞くとドキッとする方も多いですよね。

では、実際に海岸からどのくらいの近さに自宅があったら塩害の対策が必要なのでしょうか?

一般的な塩害は地域と近さに応じて3つのレベルにわかれています。

海からの距離地域
沖縄
離島
北海道
東北
日本海側
瀬戸内海他地域
波飛沫を受ける
~500m
~1km
~2km
~7km
7km~

※北海道:松前町~稚内市 東北:青森県東通村~山形県温海町

  • 1:塩害
  • 2:重塩害
  • 3:岩礁隣接(直接波しぶきが当たってしまうような地域)

なお、この表は一般的に定義される指標のようなものであり、土地の海抜高度や風速・風向などによって塩害の被害状況が異なります。

また各メーカーによって異なる指定をする場合もあり、メーカーが定義する塩害地域では保証の対象外とする場合もある点です。

そのため一般的な塩害地域を知るだけではなく、設置するメーカーが保証対象外とする場合はどのような地域かもチェックする必要があります。

太陽光発電の塩害対策はどうすればよい?

太陽光発電の塩害対策はどうすればよい?

本来塩害地域は周りに建物も少なく、効率よく光を浴びやすい地域であることが多いです。

塩害地域の場合、メーカーの保証を受けながら設置することはできないのでしょうか?

具体的な条件や保証対応はメーカーにより異なりますが、塩害対策として取りうるものもあります。

耐塩害仕様の部材を使用する

太陽光発電システムの各部材を耐塩害仕様のものを利用することで対応できる場合も多いです。

一般的な仕様よりも耐塩害仕様の場合はコストはかかりますが、特に太陽光発電の心臓部と呼ばれるパワーコンディショナーの対策はしておきたいところです。

例えば、パナソニックの耐塩害仕様パワーコンディショナーは、外洋で潮風が当たる場所でも500m以上離れていれば設置可能なものもあります。

重塩害地域においても一部のパワーコンディショナーに耐重塩害仕様のオプション取り付けをおこなえば設置可能です。

オムロンのパワーコンディショナー「KPW-A55-SJ4」においては、重塩害地域でも設置可能だけではなく、強風や台風による一時的な海水の飛散も問題ないとしています。

また、一般的なパワーコンディショナーなどにおいても強度が強くなってきており、1km程度の塩害地域であれば通常設置可としているものもあります。

ただ、設置可能であることと、塩害による劣化を受けないとは別なので、心配な場合はやはり耐塩害仕様にしましょう。

架台についても耐久性が高まってきており、特殊な表面処理がされているものが多くなっていますが防錆性・防腐性の高いものを選ぶことをおススメします。

パワーコンディショナーを屋内設置する

太陽光パネルや架台は屋外に設置せざるを得ませんが、パワーコンディショナーは屋内設置や屋内・屋外兼用のものもあります。

塩害は塩分を含んだ潮風によるものですので、直接潮風が当たらないように工夫することは大きな意味があります。

場所を取るという理由で屋外設置を選ばれる方もいますが、塩害地域の方に関しては屋内設置しておいた方が良いでしょう。

しっかり塩害対策をして太陽光発電の導入を!

しっかり塩害対策をして太陽光発電の導入を!

ここまで太陽光発電における塩害対策を確認してきましたが、いかがでしたでしょうか。

日本においては塩害地域に該当する可能性も十分あります。

せっかくの太陽光発電のメリットを台無しにしてしまわぬよう、しっかり塩害対策をして太陽光発電を導入するようにしましょう。

みんなの太陽光発電では、お伺いしたヒアリング内容や現地調査を基に、塩害に対しても考慮したうえで設計を行います。

なかなか個人で判断することは難しいので、施工店がいかにチェックしてくれるかがキーになります。

塩害対策に問題はないのか、塩害対策をしても経済メリットが出るのか、一度お問合せしてみてはいかがでしょうか。

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