住宅用太陽光発電の売電価格【2020】仕組みから見る今始める理由

  • 2020年5月4日
  • 2020年5月12日
  • 売電

太陽光発電の特徴は、創った電気を「売れる」ということです。

売電とは何か、どうして副収入を得られるのかを説明した次は、実際の「売電価格」について徹底解説します。

売電価格が決まる仕組みがわかれば、今後どうなるかがわかります。さらには、「結局いつ始めるのが得なのか?」の答えも知ることができます。

令和2年度に出ました経済産業省の資料などをもとに、最新情報でお届けします。

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2020年度の売電価格は21円/kWh

売電価格推移

2020年度のFIT価格が決定し、売電価格が21円/kWhとなりました。

昨年度に比べて、3円/kWh値下がりしたことになります。

その結果、2020年度は、太陽光発電の歴史上はじめて、自家消費分の便益が売電価格を上回る結果となりました!

太陽光発電の普及を考えるとこれは大きな一歩であり、今後はますます太陽光発電が当たり前の時代になることが予測されます。

もちろん、今現在では固定価格買取制度が存在しているので、昔に比べて売電価格が低くなり、乗り遅れた!と思う方もいるかもしれません。

しかし、実は、「お得さはそのままに」「始めやすくなった」のが、現在の太陽光発電です。

さらに、あるルールさえ守れば、過去に比べて断然お得にすることが可能です。

なぜそんなことが言えるのか。それは、太陽光発電の売電価格がどのように決まっているかを知ればわかります。

まずは、売電価格が決まるルールを確認してみましょう。

売電価格の決まり方とお得にする方法

利益(利益率)が同じになるように売電価格が決まる

太陽光発電の売電価格がどのように決まっているかご存じですか?

実は、「太陽光発電をいつ始めても同じ利益が出るように」決定されるのです。

実際に、経済産業省の「なっとく!再生可能エネルギー」では、このような説明がされています。

調達価格や調達期間は、各電源ごとに、事業が効率的に行われた場合、通常必要となるコストを基礎に適正な利潤などを勘案して定められます。具体的には、中立的な調達価格等算定委員会[外部サイト]外部サイトに移動・別ウインドウで開きますの意見を尊重し、経済産業大臣が決定します。

なっとく!再生可能エネルギー(経済産業省)

というわけで、 令和2年度の調達価格等算定委員会の資料をもとに、 どのように決定されているか、具体的な決定方法を見てみましょう。

決定2019年度2020年度
売電価格24円/kWh21円/kWh
条件2019年度2020年度
システム費用30.8万円/kW29.0万円/kW
運転維持費0.3万円/kW/年
設備利用率13.7%
自家消費率30%
自家消費分の便益24円/kWh26.33円/kWh
FIT後の売電価格11円/kWh9.3円/kWh
IRR3.2%
FIT期間10年

太陽光発電の売電価格を決定するのは、

  1. システム費用
  2. 運転維持費
  3. 設備利用率
  4. 自家消費率
  5. 自家量比率の便益
  6. IRR
  7. FIT期間

ということがわかります。

ここで、「6.IRR」というものが、「利益」と似たようなものです。

先ほどの表をみると、2019年度と2020年度において、同じIRRが設定されていますね。

これは、2019年度と2020年度では、そもそも同じ利益になるように設定しているということです。

しかし、同じ利益にしようとしているのに、どうして売電価格が下がっているのか。

それはもちろん、2019年度と2020年度とで、違う値の部分があるからです。

もう一度確認してみましょう。

条件2019年度2020年度
初期費用30.8万円/kW29.0万円/kW
運転維持費0.3万円/kW/年
設備利用率13.7%
自家消費率30%
自家消費分の便益24円/kWh26.33円/kWh
FIT後の売電価格11円/kWh9.3円/kWh
IRR3.2%
FIT期間10年
  1. 初期費用
  2. 自家消費分の便益
  3. FIT後の売電価格

が2019年と2020年で違うことがわかります。

下がり続けるシステム費用

システム費用推移
経済産業省、 調達価格等算定委員会より

一番の大きなポイントは、やはり住宅用太陽光発電のシステム費用が値下がりしていることです。

上のグラフを見ていただけるとわかる通り、ここ数年で30%ほど値下がりしています。

また、2020年度システム費用の基準価格としては、今までの30.8万円から29万円/kWになっていますので、一年間でおよそ6%の値下がりが期待されています。

このシステム費用の値下がりがあるからこそ、「同じ利益にするには、売電価格を下げざるを得ない」というのが、正しい解釈になります。

電気料金は上がっている

令和2年度の調達価格等に関する意見(調達価格等算定委員会)

売電価格が決まる要因の2つ目は、「自家消費分の便益」でした。

これは、言い換えれば私たちが払う電気料金です。

FITが始まる2012年度から、最新年度までの7年間の平均値を利用しています。

そして、この電気料金は、近年値上がり傾向になっています。

電気料金があがると、太陽光発電で作った電気の価値も増えるので、売電価格は低下する原因になります。

システム費用の下がり幅よりも大きく売電価格が下がった理由の1つが、この電気料金の値上がりです。

もちろん心配する必要はなく、プラスとマイナスが相殺されているだけであり、何かもったいない話ではありません。

そして、今後電気代が同じように増える傾向になれば、「今までの電気代」で10年分の売電価格は決まりますので、今のうちに契約をすればよりお得になる結果となります。

もちろん、電気代が今後下がるのであれば、予想よりもお得額は減ってしまいます。

売電価格は、「近年の電力価格」を参考に作られていることを知っておきましょう。

利益はそのまま、始めやすくなった

以上の理由から、太陽光発電のお得さは変わっていないことがわかっていただけたでしょうか。

そして、そもそもの費用が安くなっているので、とても始めやすくなっています。

昔は、太陽光発電はお得だけれども、システム費用が200万円以上もしましたので、なかなかそのお得さを誰もがうけられませんでした。

しかし、今は昔より高性能な設備でも、その半額以下の100万円以下のシステム費用で始めることができます。

売電価格は下がりましたが、

利益は変わらず、誰もが始めやすくなった。というのが現在の太陽光発電です。

 
みんたい君
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売電価格が高い昔よりもお得にする方法

もう一つ踏み込んで、それでもさらにお得にする方法をご紹介します。

1つ注目のポイントとなるのが、売電価格を決めるもととなるシステム費用は、トップランナー基準という制度を用いているものの、日本の全体的な費用から計算をしているということです。

つまり、「平均的なシステム費用」よりもさらに値下がりした価格で買えば、昔よりもお得に太陽光発電が導入できるというわけです。

そして実は、日本の太陽光発電のシステム費用は、とても価格の幅が広くなっています。

  1. 売電価格は、平均的な費用のときのお得額が同じになるように調整
  2. 自分が買うのは、平均より安くなった太陽光発電
  3. その時でも、売電価格は「平均の費用分」もらえる

初期費用を安くしても、売電収入は高い人と同じだけもらえる!

これがポイントになります。

将来の売電価格

続いて、将来の売電価格がどうなるか見ていきましょう。

まず、経済産業省の資料において、明確な目標値が決められています。

将来の売電価格

2025~2027年には、卸電力市場並み(現時点で11円/kWh)を実現させようというものです。

現在の売電価格のおよそ半分となる値を、残り5~7年で達成することになっています。

そのためは、毎年15%ずつほど売電価格を減らしていくことが予想されます。

ただし、もちろん売電価格が決まる理由としては、さきほど述べた様々な要因があります。

今後電気代が値上がりしたり、急激に太陽光発電の発電効率が上昇した場合などは、この結果と異なることになるはずです。

ただ一つ言えるのは、現時点で再生可能エネルギーの普及量は日本の目標値に全く届いていません。

そのため、 太陽光発電を普及させるためにも、売電価格をむりやり低くすることにはならないでしょう。

2020年、今だからこそお得な理由

今だからこそお得な理由

今までの話をまとめると、売電価格が決まる理由を参考にすれば、「太陽光発電はいつ導入してもお得度は変わらないんじゃないか」と思う人がいるかもしれません。

しかし、売電価格が決まる理由に入ってない3つのポイントがあるため、太陽光発電は2020年にやるのがお勧めです。

今年度までの補助金を使おう

都道府県や市町村区には、太陽光発電に対する独自の補助金を実施しているところがあります。

この補助金は、売電価格とは何も関係がありません。

そのため、あればある分、お得になります。

そして、2020年度は、多くの自治体が太陽光発電関連の補助金を多めに出しているため、特にお得なタイミングとなっています。
(特に、東京都で今年度実施している10万円/kWの補助金などは、近年まれにみる大盤振る舞いです)

さらにいえば、そもそもの設置費用が下がっているため、昔の補助金額と同じ額だとしても、割合としては大きくなっているのもポイントです。

たとえば、200万円の初期費用に対して50万円の補助金だと25%の割引ですが、100万円の初期費用に対して50万円の補助金だと50%もの割引になります。

回収期間がそれだけ早くなり、メリットがとても大きくなるのです。

数ある補助金のなかから、どの補助金が対象で、自分にあった補助金がどれなのか、気になる方はぜひお問い合わせください。

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総収入は後になるだけ少なくなる

もう一つのポイントが、「時間」です。

太陽光発電の寿命がFIT期間と同じ10年だとします。(本当はもっと長いです)

今初めても、10年後に初めても、お得額は同じと言われた場合、ベストな方法がなにかわかりますか?

答えは、「今から始めて、10年後もまた始める」

になります。

今始める10年後に始める
2020~2030年+100万円
2030~2040年+100万円+100万円

一回一回のお得額が変わらないとしても、早く始めればその分お得になる時間が多くなるのです。

もしかすると、あなたの屋根に降り注ぐ太陽光は、今も無駄にされているかもしれません。

その太陽光をなるべく早く有効活用してあげることが、最もお得にする方法なのです。

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