太陽光発電のkW単価ってなに?|設置費用・見積もりで見るべきポイントを解説

現在、自宅の屋根への太陽光発電設置を検討する方が増えています。

一方、訪問販売の人に言われるがままに契約したがために高額な初期費用となってしまった…という方もおり、導入前にしっかり情報を仕入れることは必須事項です。

この記事では住宅用に特化した太陽光発電における設置費用の目安について、公的なデータを用いながら最新情報を解説していきます。

これから太陽光発電の導入を検討している方は是非ご覧ください。

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その見積り大丈夫?みんな気になる設置費用

太陽光発電設置時の重視点

業者からの見積もり取った時、「この価格は相場に対して適正なのか」と気になったことはありませんか?

何かを検討するうえでコストは非常に重要な要素で、多くの方が同じように思っているのが現状です。

上図は住宅用太陽光発電を導入した方1万人以上に向けに実施したアンケートで「導入時に特に重視した点」をまとめたものです。

今回は回答のうち、25%以上が重視した項目のみグラフ化しています。

中でも圧倒的1位にあがったのが「初期費用(設置費用、導入価格)」で、77.9%の方が重視した項目となっています。

やはりみなさん特に気になさっている項目であるというのがよくわかります。

【最新】データで見る住宅用太陽光発電における設置費用の目安

【最新】データで見る住宅用太陽光発電における設置費用の目安

太陽光発電の設置コストはkW単価で比較する!

太陽光発電の価格を比較検討する際によく「1kWあたり〇〇円!!」という表現をよく目にします。

これは「kW単価」と呼ばれ、1kW発電させるのにかかるコストはいくらかを表しており、業界の統一した表現として使われています。

平均的な住宅に設置できる容量4.5kWで、kW単価が25万円だとすると….

4.5(kW)×25(万円)=112.5万円がシステム全体の価格であると計算というわけです。

システム価格設置容量kW単価
A150万円5kW30万円
B175万円7kW25万円

上記のシステム価格は一見するとAの方がお得のように見えますが、kW単価でみるとBの方が安く、比較しやすくなっています。

kW単価には何が含まれているの?

「kW単価」には基本的な太陽光発電を導入するのに必要な、部材代・工事費・その他諸経費などが含まれています。

一方、太陽光発電を行うこと自体において必須というわけではない、いわゆるプラスアルファの部分である「蓄電池やオール電化の費用」や地域や人によっては対象となる「補助金」などは含まれない場合が多いです。

設置するkW数が増えればkW単価は安くなる!

設置するkW数が増えればkW単価は安くなる!

ここで注意したいのが、設置するkW数によって同じ部材等であってもkW単価が変わってくるという点です。

一般的に設置するkW数が増えれば、kW単価は安くなる傾向にあります。

それはkW数によって変わる費用と、そこまで変わらない費用が存在するからです。

例えば、太陽光パネルや、パネルを設置するために必要な架台、ケーブルなどはkW数が増えれば増えるほど数量が必要になってきますのでその分必要な金額は大きくなっていきます。

一方、パワーコンディショナや接続箱、工事費等は多少の変動はあるにせよ、kW数が倍になったからといって費用も倍になることは基本的にありません。

よってkW数が増えると相対的に費用があまり変わらない部分のkW単価は安くなっていきます。

激安!と謳っているサイトの中には、「6kWの場合、7kWの場合」など平均的な住宅よりも大きめの容量のkW単価を用いて安く見せているケースもあります。

kW単価で比較する際は、それが何kWの太陽光システムを設置する場合を想定しているかもチェックする必要があります。

【2020年】太陽光発電システムの設置費用目安

太陽光発電システムの設置費用目安は約150万円(5kW)

太陽光発電システムの設置費用目安は約150万円(5kW)
経済産業省より

調達価格等算定委員会の2019年度における太陽光発電システム費用の想定値は30.8万円/kWです。

これはコスト低減を促すため、2016年時点の新築太陽光発電導入において特に顧客への低価格を実現している上位25%のトップランナーのシステム費用を想定値としたものです。

つまり5kWであれば150万円前後が政府が想定している価格の目安といえるでしょう。

一方、2019年度における実際の太陽光発電システム価格の平均値は全体で32.1万円/kW、新築の場合で30.6万円/kW、既築の場合で34.6万円/kWとなっていますので、設置する状況によっても差があるようです。

お得に設置したい!という方が目指すべき設置費用の目安は約125万円(5kW)

お得に設置したい!という方が目指すべき設置費用の目安は約125万円(5kW)
経済産業省より

目安や平均値はさておき、お得に太陽光発電を設置したい!という方はそのくらいの価格を目指すべきなのでしょうか。

上図は2019年における上位割合に対するkW単価を表にしたトップランナー分析です。

コスト低減を目的とした政府の想定値でさえ3年前の上位25%の値でしたので、直近の上位25%の価格は「お得なシステム価格」といえるでしょう。

2019年の全体の上位25%の価格は25.38万円/kWでした。

つまり5kWの設置であれば125万円前後になります。

比較する際は「コスト効率」で考える!

比較する際は「コスト効率」で考える!

雰囲気や感覚で判断するのはやめよう

ここまでで設置費用の目安は掴めたかと思いますが、実際に様々な販売店を比較してみると迷ってしまう場合があります。

それはメーカーによって性能や持っている機能が違うため、単純に比較することは難しいからです。

そこで判断基準に入れたいのが「コスト効率」です。

中には「安いものは性能が悪いから、性能の高い日本の大手メーカー製のものにしましょう」と営業をする販売店もあるようですが、そう判断するのは安易な場合もあります。

設置費用年間生み出すトータル収益利回り
A150万円10万円6.6%
B100万円7万円7%

例えば上図を見ると、Aの太陽光発電システムによって発電した電力で生み出す収益はBと比較して約42%も高く、Bよりも良い性能といえます。

しかし実際は支払った設置費用に対しての投資利回りはAよりもBのほうが高く、Bのほうがコスト効率がよいといえます。

もちろんその他にも様々な観点での比較要素があり、数字には表れない要素もありますが、どのくらいのコストに対して、どのくらいの性能なのかという観点は非常に重要です。

太陽光発電の導入を検討する際はご自身が何を重要視しているのかを改めて再確認してみたうえで比較することも大切ですね。

営業の方の言われるがままに契約することや、なんとなくの雰囲気で決めてしまうことは避け、ご自身で判断することを大事にしましょう!

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